レバーレスシリンダー
ロッドレスシリンダーの分類
1.磁気カップルロッドレスシリンダー
ピストンは、シリンダーの外にある移動体を駆動し、磁力によって同期して移動します。
その作動原理：高強度の永久磁石リングのセットをピストンに取り付けます。磁力線は、薄壁のシリンダーと別の一連の磁気リングを介して作用します。磁気リングの2つのセットは磁気的に反対であるため、強い吸引力があります。シリンダ内の空気圧によりピストンが押されると、磁力の作用によりシリンダ外の磁気リングスリーブが連動して移動します。シリンダーピストンの推力は、磁気リングの吸引力と一致する必要があります
バッファシールリング2.磁気リング3.バッファスリーブ4.シリンダチューブ5.ガイドスリーブ6.ダストリング7.フロントエンドカバー8.フロントエアポート9.磁気スイッチ10.ピストンロッド11.摩耗リング12.ピストンシールリング13.リヤエンドカバー14.クッション調整ボルト
SMCマグネティックカップリングロッドレスシリンダー（CYシリーズ）は、強力な磁石がシリンダーバレル内に組み込まれ、磁力が外部スライダーアクションを引き付けるピストンアクションです。シリンダ内外のマグネットスライダの磁力の関係から、使用圧力に注意が必要です。磁気結合のため、漏れはありません。使用速度は50〜70mm / s〜中速です。
2.メカニカルコンタクトロッドレスシリンダー
シリンダのシリンダチューブの軸方向に溝が開けられており、溝の上部をピストンとスライダが移動します。漏えいや防塵のため、両端のシリンダーヘッドはステンレス製のシールテープと防塵用のステンレステープで固定し、ピストンフレームは溝を貫通してピストンとスライダーを接続しています。ピストンとスライダーを接続し、スライダーに固定されたアクチュエーターを駆動して往復運動を実現します。
SMCメカニカルジョイントロッドレスシリンダー（MYシリーズ）は、シリンダーバレルの一部に切り欠きを設け、外部スライダーとピストンが噛み合っています。シールテープを使用して、切断部分を内側からシールし、シリンダー容器を形成します。スライダー部のシールテープを内側に曲げます。周囲環境の影響を受けやすいため、シールテープやピストンシールリングを保護する必要があります。そのため、ダストシールを設置しています。構造を完全に密閉できないため、通常は少量の漏れがあります。使用速度は80〜100mm / s〜高速で、エアクッションや油圧緩衝器が使用できます。
傾斜ウェッジシリーズの力増幅機構のクランプ装置
空気圧シリンダのロッドレスピストンの途中に長方形の穴1が開けられており、レバーに接続されたローラー1が長方形の放射状の穴1に適切な間隔で埋め込まれていることがわかります。方向弁が図のように左側の位置にある場合、圧縮空気はシリンダーの左側の空洞に入り、右側の空洞の圧縮空気は解放され、ロッドレスピストンが右側に移動し、ローラー1が同時に、同時にローラー2が両面傾斜ウェッジを駆動します。右に移動して、右のクランプウェッジを押し、右のワークピースをクランプします。
右側のワークがクランプされると、左側の圧縮ウェッジがリターンスプリングの作用で最も高い位置にあり、ワークが解放されます。したがって、右のワークを加工する過程で、左のワークを出し入れすることができます。右側のワークピースが処理された後、方向弁が右側の作動状態に切り替わり、圧縮空気がシリンダーの右側のチャンバーに入り、ローラー1が左側に移動し、両面傾斜ウェッジがローラー2の左側を押して、左側の圧力を押します。傾斜したウェッジが左側のワークピースをクランプし、右側のワークピースを解放します。つまり、左のワークが処理されると、右のワークがロードおよびアンロードされます。
搬入出時間が処理時間と一致するため、一般治具に比べ生産効率が大幅に向上します。機械加工工程に時間がかかる場合、傾斜ウェッジ機構のウェッジ角度をセルフロック範囲内で設計できます。このようにして、機械加工プロセス中にシリンダーへの圧縮空気の供給を停止できます。これは、シリンダーの寿命を延ばし、さらにエネルギーを節約するのに有益です。
